2011年2月6日日曜日

水槽ケージのレポート


それはチェブラー鹿という名の鹿です。


さて、本日は以前予告した通り、我が家での飼育環境についてのあれこれなんかを書いてみたいと思います。

前まで我が家では回し車などがセットになった小さな金網ケージを使ってたのですが、やっぱりどう考えても狭いし色々不備があろう、ということで新しくすることにしました。次の選択肢としては大型の金網タイプ、改造衣装ケース、水槽、爬虫類用などが挙げられますが、とりあえず金網タイプは問題点が多すぎるのでNG。衣装ケースはコストパフォーマンスに優れ、サイズにも不自由はしないんですが、写真つきブログをやっているのに真上からしか写真が撮れないのが最大の問題です。側面を改造するという手もありますが、そんなことをしているとコストに関しても相殺されます。では爬虫類ケージはどうでしょう。色んなハムスターサイト等を参考にするに、水槽でありながらも通気性が考慮されていたり、側面から開けられたり、用途が同じなら爬虫類用品が取り付けできたりと、かなりレベルが高いと思うんですが、いかんせんお値段の方が……。ペコとミカン、そしてこれから更に増えるかもしれないことを思うと、気軽に手は出ません。

というわけで、おおよそバランスが取れているであろう水槽タイプを選ぶことにしました。通気性や温度の問題で夏は短所が増えてくると思うので、そのときは様子を見て考えます。

というわけで、今の我が家でのレイアウトはこんな感じです。



水槽のサイズは45x30センチ。もう1サイズ上にしたかったのですが、部屋(人間の)のレイアウトとの兼ね合いでこのサイズです。ハウス入り口には、彼らの好きそうなごちゃごちゃ感を演出するためのパーツを増設しています。

給水器はマジックテープで壁面に貼り付け。高さを試行錯誤することが容易になってます。

回し車ですが、台座が滑って他のパーツに当たりだすとまずいので、底に少しだけ両面テープを貼って固定しています。一応壁面に吸盤で貼り付けて固定できるようになってるんですが、ゴム噛み虫のミカンが激しく齧ってしまうので、二匹ともはずしてます。幸いミカンもペコも盛大に回し車をずらそうとしないのでこれで済んでます。
トイレは、当初は専用のペーパーチップ?を使ってたのですが、何故か砂場のように掻き出したり巣材として利用されたりするので、結局床材と同じウッドチップを入れてます。ある程度の吸水性があって交換が容易であればそれでいいと思います。

齧り木は全然齧らないのですが、そこに置いておくと僕らが帰宅したときにその上に立って迎えてくれるのが可愛いので置いてます。

保温に関しては、うちではケージの下に二段階調節できる人間用の電気座布団を敷いています。ケージ自体を座布団から少しはみ出させて温度に差をつけています。(ちょうどハウスの中に境界線がくるように)

僕らが在宅で暖房をつけているときは電気座布団を弱、外出中などは強にすると、床材の表面温度が20度前後になるので丁度いいかと。暑すぎたら夏みたいにハウスの外で寝るだろうと思ってましたが、今のところこの方式で普通にハウスで寝てます。

天井は網をかぶせてます。45x30というのは規格サイズみたいで、ちょうどいいのが売ってました。まあ、開けてても脱走は無理だと思いますが、万が一に備えてです。これから買い換えたときのハウスの高さ次第でどうなるかわかりませんし。

唯一懸念してたのが、水槽の四隅に貼られた防水ゴム。これを齧られるんじゃないかと心配してたのですが、二匹とも気にはしてるみたいでも今のところ本格的に齧ろうとはしてないので助かってます。四隅が曲面になってるやつはその心配がないけどあれ、高いっすもんねー。
こんな感じです。うちのはガラス製の水槽なのでけっこう重く、ケージを洗うのに難があるんですが、今の季節だと頻繁に洗うこともないので、水槽は本当に冬と相性がいいと思います。

肝心なのは、彼らが気に入ってるかどうかなんですが、うーん、多分前よりはいいんじゃないかと。ペット達の感覚をどこまで汲み取ってやれるか、それは飼い主の命題なので気軽には言えませんが……。しかしまず広くなった快適さは間違いないですし、例えば不満があるとケージを噛んだりしますよね、彼ら。水槽だと噛む所がないから不満を伝える方法すらないのかというと、それでも出たそうにしたりガラス面をしつこく舐めたり、それこそ四隅のゴムを齧ったりという行動に出ると思うんです。それがない以上、僕らもちょっとは安心していいんじゃないかと思ってます。

それともひとつ。水槽にしたことで予想もつかなかった収穫があります。金網ケージって大体下の方は不透明なプラスチックに覆われていることが多いですよね。水槽ならそれがないのでハウスから出た姿が横からでも丸見えで、尚且つケージ変更にともない今まで床に置いてたのをラックに乗せて、コタツで生活してる僕らと同じ目線に設置したんですね。

そしたらこれ、すごい。うまく言えないんですが、今までの上からの角度からしか見れない状態だと、あくまで「飼育者としての目線」みたいな感じでしたが、透明にして同じ目線にすることでいつでも視界の端に彼らが見えて、いかにも家族然とした感覚っつーの?あまり人間を意識させるのはよくないと思いますが、彼らの表情、一挙手一投足が見えて、とにかく今までよりもっと彼らを身近に感じられること請け合いです。金網ケージであってもとにかく目線を同じに設置すれば本当に感覚が激変するので是非オススメです。あまり高いところだと危ないから注意してね。

ガラスの外に好きな模様の紙などを貼ってインテリア性を高められるのもよいです。
(これはペコのですが、ミカンの背景は「廃墟 壁紙」で検索して出てきたもの)


とまあ、こんな感じで新ケージのあれこれ、終わります。いやー長い。「1つ聞いたら10説明される」とカレンに言われる僕のウザさをここまで読まれた皆様には少しは堪能いただけたと思います。マジお疲れ!


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